マンション管理組合様向けに勉強会を開催しました。Vol.3
今回は、マンション管理組合の理事をされているみなさまを対象に仙台でセミナーを開催し、65名の方にご参加いただきました。
「意外と知らない窓の大切な話」ということで、近年マンションの長寿命化が叫ばれる中での、これからの窓のメンテナンスを中心にお伝えしました。
窓の種類やメンテナンスのポイント等、たくさんの方からご質問をいただきましたので、いくつか抜粋して下記にまとめております。
セミナーの後には、さっそくいくつかの管理組合さまからお問合せをいただき、現地調査の依頼も入っております。
マンションの窓の維持管理、戸車交換にご興味がございましたら、是非ご相談下さい。
■サッシの戸車(とぐるま)とはどういうもので、一つの窓にいくつ付いているのですか?
⇒サッシの戸車とは、引き違いのサッシの下の枠の中に、サッシの開閉をサポートする役割で存在します。
通常、一つの窓(ガラス障子2枚一組)で4つの戸車が付いています。
■サッシの戸車の耐用年数は何年くらいですか?
⇒約25年が一つの目安です。
25年を超えると、戸車の劣化が進行しやすくなり、窓の開閉に支障が出てきます。
■サッシの戸車交換はマンション全体で行う方が良いのですか?
⇒マンション全体で行うことを推奨しております。
戸車の劣化は開閉の支障だけにとどまらず、サッシレールの損傷につながることが意外と知られておらず、レールを大きく傷めてしまうと管理組合さまの運営が難しくなります。
長期でマンションを維持管理していくことを考えた時に、窓については共用部であるレールを適切に保全することが重要で、そのためにはマンション全体での交換をご案内しております。
※詳しくは以下のページをご参照下さい。
https://www.toguruma.jp/assoc/intro