窓の部品やリフォームに関する専門用語集です。
戸車CLUBが、窓の素材や工事に関する専門用語等を解説します。
【あ行】
- 網入りガラス 【あみいりがらす】
- ガラスにワイヤー(金網)を封入したもので、割れても破片が崩れ落ちにくく、火災時のガラスの飛散防止を目的としている。消防法において、設置が義務付けられている部分がある。
- 網戸 【あみど】
- 窓を開けて外気を取り入れながら、室内に蚊やハエなどが入らないよう網を張った防虫用の戸のこと。窓よりも外側で日常的に日光や風雨にさらされるため、劣化が生じることが多い。
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【か行】
- カバー工法 【かばーこうほう】
- 既存の枠をそのまま残して、その上に新しい枠を被せる工法のこと。窓枠や玄関、扉など様々な用途で使用される。短時間での作業が可能で、1日あれば完了できることがほとんど。
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- 共用部 【きょうようぶ】
- ビルやマンションなどで、個人単独では所有できず、複数の居住者・賃貸人が共同で使用する部分のこと。自分では勝手にリフォーム等の改良を行うことができない。
- クレセント 【くれせんと】
- 引き違い窓サッシなどの戸締り用の部品で、掛け金を受けに掛ける形式のもの。元々は防音などのために気密性を高めるためにものだったとされる。
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- 結露 【けつろ】
- 空気中に含まれる水分が、冷えた窓ガラスや壁に触れて水滴となって表面に生じる現象のこと。ひどい場合はカビや腐食の原因となる。
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【さ行】
- サッシ 【さっし】
- 窓枠として用いる建材のこと。窓枠を用いた建具であるサッシ窓そのものをサッシと呼ぶ場合もある。
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- サッシカバー工法 【さっしかばーこうほう】
- サッシカバー工法とは、今ある窓のサッシ枠の上に新しい枠を被せて取り付ける工法のこと。短時間での作業が可能で、1日あれば完了できることがほとんど。
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- 遮音等級 【しゃおんとうきゅう】
- 遮音性能を基準に照らし合わせ、等級に表わしたもののこと。サッシの遮音性能はT値、床の遮音性能はL値、壁の遮音性能はD値にて表わされる。
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- 遮熱 【しゃねつ】
- 日射による放射熱を防ぎ、外部の熱が入り込まないようにすること。断熱と組み合わせることで一層の効果を期待できる反面、冬場における熱の取り込み等も考える必要がある。
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- 専有部分 【せんゆうぶぶん】
- 分譲マンションの各住戸部分など、個人の所有権が及ぶ部分で特定の個人が独占的に利用できる、壁や天井で仕切られた住戸内部の居住空間のこと。
- 騒音 【そうおん】
- 人に不快感を与える音の総称。音の大きさの単位はdb(デシベル)で表わし、騒音計で測定する。建築基準法で定めた基準値では、住居系の地域で40~60db程度であれば騒音とされる。
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- 外断熱 【そとだんねつ】
- 壁の中でも、外壁の下地の外側をすっぽりと断熱材で覆ってしまう断熱工法のこと。壁の中での温度変化が少ないため、内部結露(壁の内部に露がつく現象)の発生を防ぐ。また、構造体が劣化しにくく、耐久性が高い。
【た行】
- 断熱 【だんねつ】
- 熱が伝導や対流、放射によって流入・流出するのを防ぐこと。なお、住宅における熱交換が最も多く行われているのは窓であり、窓の断熱は重要である。
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- DIY 【でぃー・あい・わい】
- "Do It Yourself"の略語で、専門業者ではない者が自らの手で何かを作ったり修繕し、生活環境を改善する自作作業のこと。
- ドアクローザー 【どあくろーざー】
- ドアチェックとも呼び、開いた扉を速度調整しながら自動的に閉じる装置のこと。バネと油圧にて動作し、指詰め事故や騒音防止の役割を持つ。
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- 戸車 【とぐるま】
- 引き違い窓サッシの障子下枠に取り付け、滑りを良くし開閉をなめらかにする車輪状の金物のこと。固定戸車、調整戸車、防音サッシ用戸車など用途に応じて種類がある。
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【な行】
- 内部結露 【ないぶけつろ】
- 室内で発生した水蒸気が、壁の内部や床下などに侵入して結露を起こす現象のこと。結露の発生がわかりにくい上、木材や断熱材等の腐敗や劣化が進み、建物の寿命が短くなる場合もある。
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- 二重窓 【にじゅうまど】
- 内窓とも呼び、窓のサッシを二組用いて断熱・防音効果を高めた窓のこと。複層ガラスとの組合せでより性能を高めることも可能。
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- 熱割れ 【ねつわれ】
- 窓ガラスにおいて、中央部が日光の直射を受け高温となり膨張したときに、サッシにのみ込まれた周辺や影の部分が低温のままであり、その温度差に比例してエッジ強度を超えた力が発生しガラスが割れてしまう現象のこと。
- 延床面積 【のべゆかめんせき】
- 正式には「延べ面積」と呼び、建築物・建物の各階の床面積を合計した数字のこと。共同住宅における共用廊下・階段などは条件によって床面積不算入とできる部分もある。
【は行】
- 複層ガラス 【ふくそうがらす】
- 複数枚の板ガラスの間に乾燥空気やガス、真空の層を設けて組み立てられたガラスのこと。断熱性・防音性・結露防止に優れている。
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- 防音 【ぼうおん】
- 室外の音が室内に入るのを防ぐ、または室内の音が室外に漏れるのを防ぐこと。音を跳ね返す「遮音」と、音を吸収する「吸音」の要素からなる。
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- 防犯ガラス 【ぼうはんがらす】
- 2枚のガラスの間に中間膜や特殊な板を挟みこみ、破りにくい、破るのに時間のかかるガラスのこと。侵入犯の多くは窓から侵入するとされ、防犯効果が高い。
【ま行】
- 間口 【まぐち】
- 土地や建物などを正面から見たときの幅のこと。角地の場合、主要道路に面するまたは玄関のある面が間口とされる。マンションでは、バルコニー等の大きな開口部がある側面の幅を間口ということが多い。
- モルタル 【もるたる】
- 砂とセメントを水で練り合わせた材料のこと。コンクリートほどの強度はないが、耐火性があるものもあり、下地材・仕上げ材・防水材などとして幅広く使用されている。
【や行】
- 床暖房 【ゆかだんぼう】
- 温水パイプや電熱機器を床下に設置して床を暖め、床からの放射熱によって部屋を暖める暖房のこと。室温にムラがない、エアコンと比べ風を出さないのでハウスダストが舞い上がらないなどの特徴がある。
- 容積率 【ようせきりつ】
- 敷地面積に対する建築の延床面積の割合のこと。用途地域・都市計画に従い、建築基準法により、建築可能な割合の限度が定められている。
【ら行】
- 両開き窓 【りょうびらきまど】
- 窓枠の左右を軸として、左右2枚のガラス戸を内側(室内側)に開閉するタイプの窓。大きな開口が得られるが、網戸の取付けに工夫が必要。窓ガラスの破損・飛散防止のために、ストッパーが付いたタイプが主流である。
- ルーバー窓 【るーばーまど】
- ジャロジー窓とも呼び、細長い何枚ものガラス板やアクリル板などをブラインドのようにして構成されている窓のこと。気密性・断熱性の関係から浴室等に使用されることが多い。
【わ行】
- ワークトップ 【わーくとっぷ】
- キッチンにおける、調理等の作業を行うカウンターや作業台の天板のこと。材質はステンレス・人工大理石・メラミン樹脂などが一般的である。